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【人生を"ゴール"へ自操させるコーチング】

苫米地式コーチング認定コーチ齋藤慎治のコーチングブログです。コーチングに関することからコーチな日々を綴っています。

タグ:アスリートコーチング

苫米地式コーチング認定コーチの齋藤慎治です。


アスリートをコーチングをしていると、一流と呼ばれるアスリートには共通点があります。


今回はコーチングを実践していく上での参考となるおすすめのポイントを紹介します。
是非参考にしてください。


第一に成長し続けるマインドがあります。
その分野の技術を極めようとし続けることです。
その競技が好きで、スキルを磨き続けたいというゴール設定ができているのです。
ゴール設定と認識してはいないかもしれませんが、「やりたいことを極めたい」というゴール設定そのもののマインドがあります。


そしてもう一つ。
とても重要なポイントになります。

壁などのできないことを外部のせいにするか、内部のせいにするかの違いです。
一流アスリートは、決して外部のせいにはしません。

アスリートは言ってしまえば失敗の連続です。対戦相手もいる競技であればなおさらです。
上手く行かないことのほうが多いのです。
外部のせいにして逃げ出してしまうのは簡単なことです。

このとき、最も変えられるのが内部、すなわち自分自身なのです。

「対戦相手が悪かった」と、外部のせいにするのではなく、
「どうしたら勝てるのか」を考えるのです。


諦めずにやり続けること。
このとき「やらねば」ではなく、当然のように「乗り越えられる」「俺なら(私なら)できる」と、高いエフィカシーを持ち続けるのです。


アスリートと言いましたが、どの分野でも同じです。
壁が現れたときに外部のせいにするのは簡単です。
「こんなこと」が起きるのは想定していたかのように、高いエフィカシーで攻略してみてください。


慣れれば、壁が現れても楽しめるようになり、現状の外側へ成長し続けられるようになります。




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プロフィール
kiritoricoachssaito
齋藤慎治:苫米地式コーチング認定コーチ  
たくさんの実りのある人生にしたいと思い、青山龍コーチを師と仰ぎ、苫米地式コーチングを学ぶ。
アスリートから社会人まで支持されコーチングを提供している。
他にもコーチングを活かしたパーソナルトレーナーとしても人気があり、多方面で活躍をしている。
趣味は20年以上のサーフィンと、コーチングとともに始めたサックス。ともに日々進化中。



アスリートのクライアントの悩みの多くは
『競技で食っていけないこと』です。
スポーツ選手といえば、高額年俸で羨む暮らしをしているイメージもありますが、それはごく一部。メジャースポーツの中のトップ選手のみです。さらにマイナースポーツともなれば、トップ中のトップくらいだけです。
メジャースポーツであっても、下部組織になってしまえば、別に働きながらは当たり前の世界です。

「儲からない」と嘆かれるのですが、まず大事なことは『お金のために世界一になるのか?日本一になるのか?』ということです。

もしも世界一、日本一になれるなら、「お金のためになるのではない」と答える人がほとんどです。
ですから、競技をするのは、お金のためではないはずです。

その競技で稼げるか稼げないかは別の論理なのです。本当はは『やりたいから競技をやっているのです』

「お金があればもっと競技に集中できる」と言う気持ちはわかりますが、お金を稼ぐのはファイナンスのゴールであり、競技のゴールではありません。

トップアスリートとして成功して『お金(対価)』を得られるのは結果です。
トップ中のトップ以外は潤っていません。ですからファイナンスのゴールは別に設定するのです。

そうなると世界一や日本一を目指す活動資金は『経費』と考えられるようになるのです。その経費をいかに効率よく作るか。それを考えていけばよいのです。

アスリートがゴールを目指すのは『お金』のためではないはずです。
そしてそこへ行くための手段の一つでしかないお金は経費ですから、いかに抑え、効率よく作るかがポイントになってきます。

もしも『お金持ち』になりたいのであれば、競技とは別にゴールを設定した方が早いし、健全なバランスホイールになります。

そうやってゴールを見直すことで、しっかりとゴール設定ができるようになり、仕事も競技も結果を出せるようになっていきます。

ここまでは、抽象度の高いゴール設定について解説してきました。
レジェンド方式が悪いというわけではなく、コーチングが発展してきて『抽象度』という概念が取り入れられたことで、よりエネルギーが出せるようになったのです。

この記事をはじめから読むにはこちら【ゴール設定】イチロー/ケリー・スレーター方式とマイケル・フェルプス、カノア五十嵐方式①


真似することは意味がない
「あの人がこうしているから」といって真似をしても“あの人”を超えることはできません。
ここまで見てきたように、世界のトップを独走し前人未到の記録を打ち立てているアスリートたちには、『自分自身のゴール』があるからです。
ゴールがあるからスコトーマが外れます。そのスコトーマはその時々で違うのです。
トレーニングを例にしますと、ゴールがあるからこそ課題が見えてきます。そのゴールを達成させるために必要なスキルは個々の現状によって違うはずです。「柔軟性を出した方がいい人」、「安定性を上げた方がいい人」、「パワーを出したい人」など。その時々で、高めたいと感じるスキルは異なります。
ですから、競技の技術がない人がいきなりパワートレーニングを行なっても、身体が大きくなることで重くなり、競技そのもののレベルアップを阻害してしまうことも十分にあり得ます。もしかしたら逆効果になってしまうこともあるのです。

お釈迦様は「大事なのは指先ではなく、指が差している先にあるもの」と言っています。それがまさしく『ゴール』ということです。
真似をしているのはその人の指先ばかり見ている事になるのです。その人が目指しているもの『ゴール』を見ると、全く違う世界が見えてきます。


真似するなら"ゴール"を持つこと
全く真似をしてはいけないのかといえばそうではありません。スキルアップのためにはとことん真似した方がいいし、取り入れられるものはどんどん取り入れて行きましょう。先駆者が時間と労力を惜しんで得たスキルアップ方法を体系的に取り入れられるのです。
ゼロから誰にも教わらずに始めたとして、どれだけの労力を要すると思いますか?
やはり体系的に学んでしまった方がスキルの習得は早いです。

かつてのケリーは圧倒的でした。そのレベルを追い越されたとき、ケリーはさらに修練して、圧倒的な第二次黄金期を迎えました。現代サーフィンのレベルを2段も3段も上げました。現代では、若手がそのケリーを超えていくレベルにいるのです。
誰からも何からも学ばずにそのレベルに行くのにどれだけ時間と労力が必要となるか想像つくでしょう。ですから、ショートカットできるところはとことんショートカットして次のステージへゴールを立てるのです。
練習方法を真似て取り入れて構いません。
ただし、『指が指す先』=『ゴール設定』は必須です。
その『ゴール』があって体系的に学ぶことで、圧倒的な吸収をすることが可能となります。
ゴール設定の『抽象度の高さ』については書いた通りです。

あなた自身があなた自身の真の『ゴール』を持って取り組んだ時、とてつもないエネルギーが生み出されます。



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